paint work’s 塗装工事に関する blog

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work104 高圧洗浄機の止水フロート

前置き

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今回は私が家の水洗い(高圧洗浄)を行う時に使用しているアイテムを紹介します。高圧洗浄機自体、昨今ではホームセンターなどでも家庭用が販売されていますのでご存知の方も多いと思います。

高圧洗浄機

住宅などの塗り替え時など、塗装作業の前に高圧洗浄機を使用して水洗いを行いますので大体の塗装業者は所持していると思います。通常の高圧洗浄機、防音型の高圧洗浄機などがあり、塗装業者が使用する高圧洗浄機はエンジン式の物が主流です。

私の洗浄機は防音型ではないので防音型の高圧洗浄機を使用しているのを見かけと、防音型の高圧洗浄機が欲しいと思うのですが、購入して15年経った今でも元気に稼働しているので通常型を使用しています。知り合いが防音型を持っているのですが、近くで聞くと防音型でもあまり変わらない稼働音なんですよね。

一方、ホームセンターやネット販売などでもよく見かけるようになった家庭用の高圧洗浄機ですが、家庭用電源で使用でき、アクセサリーも豊富です。家庭で使用する目的なら吐出圧力も十分あるのでとても便利です。

家庭用と業務用の違い

家庭用と業務用(エンジン式)の違いは耐久性などと書かれている事が多いですが、ズバリ言うと吐出圧力の違いです。

業務用エンジン式の高圧洗浄機のホースは標準で30mあります。普通の住宅の水洗いの場合は、洗浄機を移動させる事なく水洗いする事が出来ます。

給水方式

循環方式や吸余水方式などの給水方式があるのですが、水を一旦、タンクやバケツなどに溜めてそこから吸い込むやり方が多く、水道直結式はあまり使用している所を見た事がありません。

私の場合は、蓋つきのゴミバケツ(45ℓ)に水を溜めてそこから給水していますが、殆どの塗装業者も容量は違う場合がありますが、ゴミバケツを使用していると思います。

水道ホースや洗浄機に付ける吸い込み用のホース、工具やガン(ノズル)などをしまっておけるので蓋つきのゴミバケツを使用しています。

止水フロート

今回紹介するのは止水フロートと言いまして、タンク(私の場合はゴミバケツ)から水道水で給水している時にタンクから水が溢れないようにする為のアイテムです。

製品として売ってある物、自作で作っている物などありますが、簡単に言うとトイレの給水タンク内にある物と同じものです。

私の使用している物は15年前に洗浄機を購入した際に別途購入した物です。

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最後に

なぜ止水フロートを紹介しようと思ったのかといいますと、未だに水洗いする際に止水フロートを使用していない業者を沢山みかけるからです。

タンク(私の場合はゴミバケツ)に水を溜める際に水道を出しっぱなしにしてタンクから水がどんどん溢れていても気にする事なく作業しているのを見かけると「なんだかなぁ。」と、思ってしまいます。一般住宅でも水洗いする時は半日から一日かかるのでその間水が溢れていたらお客様はどんな気持ちになるでしょう。

もちろん止水フロートを使用している業者も沢山いると思います。(私の知り合いの同業者は使用していますし。)

家の塗り替え工事などを依頼して、業者が水洗いをする時にこの事を気を付けてみてくださいね、配慮も技術の一つですから。

今回はこの辺で。