work22 アルミサッシの塗装や腐食その②
アルミサッシの腐食や塗装
前回ではどうしてアルミサッシが腐食するのかなど書きました。
今回からは実際に塗装した場合、どうなるのかという事について書いてみたいと思います。
サンプル作成
以前にも書きましたが、どんな物でも「塗装したものはいずれは剥げる」という事を前提に、「現実的な感じで」 実際に現場で塗装した場合、どれくらい持つ(持ちそう)なのかも視野に入れてサンプルを作成したいと思います。
現場で廃棄するアルミサッシの部材を拾ってきました。一般住宅での作業の現実的なサンプルとするためにある程度限定した内容でサンプルを作りたいと思います。
また、サンプル作成の塗装法については「吹き付け」で行います。
・手作業のみでケレン作業
・(下地) プライマー塗布
・(錆止め)2液型エポキシ錆止め塗布
・(上塗り)2液型ポリウレタン塗料(強溶剤)
これらの作業でやってみたいと思います。
塗装前
①
現場で廃棄する部材を貰ってきました。腐食(白いブツブツ)が凄いです。 今回にはちょうどいいサンプル部材です。
ケレン作業
②
手作業のサンドペーパーのみでケレン作業しました。結構がんばったのですが、腐食(白いブツブツを)完全に取ることは出来ません。が、なだらかにはなりました。
サンダーなどの電動工具を使えばもっと綺麗にケレンできると思いますが、電動工具で作業出来ない狭い箇所もありますので、今回はあえて使用しません。
下塗り(プライマー)
③
密着プライマーです。どんな素材でもOKと書いてあります。今回は手軽なスプレー式を使いました。
④
プライマー吹き付け後です。少し濡れ感がでました。
下塗り(錆止め)
⑤
2液型エポキシ錆止めを吹き付けします。まずはパラ吹きから。
錆止め完了
⑥
錆止め塗料を3回吹付しました。今回はこれで錆止め完了です。
上塗り
⑦
上塗り開始です。自身で調色した上塗りを3回ほど塗りました。まずはパラ吹きから。
上塗り完了
⑧
上塗り完了です。メタリックなのでクリヤーも塗りました。
最後に
以上でサンプル作成の塗装作業が終了しましたが、これを屋外に放置してその後の経過をみてみようと思います。経過についてはまた書きたいと思います。
続きは
今回はこの辺で。