work 61 DIY UV補修材 スマホケースの修理
UV硬化型の材料
今回は「UV補修材」の事を書いてみたいと思います。
「UV」とは紫外線の事で、以前書いた記事で少し触れています。
UV硬化型を使用した製品
UVを使った製品は近年では、「接着剤や補修材」、「塗料」などにも使用されています。また、「UVレジン」などを使用したアクセサリー作りなどもネットではよく見かけます。
簡単に説明しますと、「液体やジェル状」の材料を、UVライト(紫外線ライト)を照射して硬化させる仕組みです。補修材などは、ガーゼ状のものやシート状のものもあります。業務用の大掛かりな機材から個人の趣味用まで、幅広く展開されています。
「塗料」という面からみれば、家具製品などに使われているイメージがあります。
今回ちょっとした必要で「ホームセンター」で、UVライトが付いている「接着剤のような補修材」を購入しました。
販売元:Fiberfix JAPAN
商品名:Fiberfix UVリペアペン
普通の瞬間接着剤で接着してもすぐ取れたりする場合などにも有効ですし、サンディング(研磨)や塗装も出来ますので、この補修材は用途によってはかなり便利です。
スマホケースを修理
仕事で少しだけ使って余ったので、前々から直そうと思っていたスマホケースを補修しました。
手帳型のスマホケースです。2年くらい使用していたのであちこち傷んでいます。
マグネット式の留め具部分が折れてしまいました。瞬間接着剤で補修を試みましたが、すぐにとれてしまって、使い物になりません 。
仕方がないので「同じもの」を購入して使ってますが、いつか補修したかったので、捨てずにとっていました。
現在使っている方には、娘から貰った、「レインボーカード」という、謎のカードがパスケースに入ってます。妻のスマホケースにも入ってるみたいです。
無事に修理が出来ました。瞬間接着剤よりも硬化が早く強度もありました。(付けた部分が取れてしまうのが怖いので、あまり力を加えていませんが。)
何か塗装したものを、表面に張り付けなどしたら面白いかなぁって、思っていたところ、娘がシールをくれたので シールを貼って完成という・・・。
UV塗装 良い点悪い点
と、こんな感じですが、少しだけUV塗装の話をしたいと思います。
UV塗装は主に家具などに使用される事が多いのですが、鏡面仕上げなどに使われる、ポリエステル樹脂塗料などもそうですが、硬化した塗膜は非常に硬いです。
テーブルやカウンターなど傷が付きにくいですし、仕上がりも綺麗です。
ただし、傷の補修や、再塗装などでは利点が逆に作用してしまいます。
非常に塗膜が固くてサンディングできにくいため(特にUV塗装)、非常に手間がかかります。手間がかかるので 最初から「出来ない」と伝える所もあります。補修や再塗装のコストを考えると、「新しく作った方が」安い場合もあるという事です。
何事においても一長一短がありますね。
今回はこの辺で。