paint work’s 塗装工事に関する blog

建築塗装をはじめとした 色々な塗装工事についてのブログです

work32 銀鏡塗装の話しとプラモデルの塗装 妖怪ウォッチ ロボニャン

前置き

私は子供の頃からプラモデルやラジコンなどを作るのが好きで、20代くらいまではたまに作成していました。最近ではまったくと言っていいほどプラモデルなど作ったりしなかったのですが、たまたま買い物に行った大型スーパーのおもちゃ売り場においてあった、「妖怪ウォッチのプラモデル」をみつけまして。娘は妖怪ウォッチののキャラクター「コマさん」

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というキャラクターが好きなのだそうですが、私的には「ロボニャン」と言うキャラクターが面白かったので、次に買うときは「コマさん」を買うと娘に約束し、ロボニャンのプラモデルを購入しました。800円くらいでした。

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そのまま組み立てて、付属のシールを貼れば完成なのですが、ちょっと真面目に作成してみたいと思います。ロボニャンはロボットなので、作成時の仕上げとして金属っぽい仕上げをしてみたいと色々考えてみました。例えばメタリックやメッキ調とか。完成できたら、作成工程を書いてみたいと思います。

銀鏡塗装

ここから話しはガラッと変わるのですが、皆さんは「銀鏡反応」って呼ばれる化学反応をご存知でしょうか。メッキ製品、「鏡」などは、銀鏡反応を利用してつくられるそうです。「無電解メッキ」と呼ばれるメッキ処理技術なのですが、「塗装」にも応用されています。 「銀鏡メッキ」、「銀鏡塗装」、「メッキ塗装」などと呼ばれているそうです。気になる方は「銀鏡塗装」で検索してみてください、色々と出てきます。

呼び方に、「塗装」とはついていますが、「化学反応を応用したメッキ」ですので、正確には塗装ではありません。私は初めて「銀鏡塗装」を目にした時、「おぉぉ~、コレ自分でやってみてぇぇ」 と、思いましたが、塗装としては「畑違い」な事、「薬品」を使用する事、それなりの設備が必要な事などで、あきらめました。

「手鏡」など、自分で薬品を購入、使用して「実験」で作成する事などは可能だと思いますが、「製品、商品」でのレベルでの塗装の場合は、やはり、専用機材が必要なので難しそうです。

取り扱い業社に問い合わせしてみると、必要最低限の専用機材で約80万くらいかかるそうです。もう少し設備に費用をかけると400〜500万くらいかかるそうです。私は「畑違い」ではありますが、一応塗装の仕事に関わっている者ですので、「専用の薬剤」と「スプレーガン」(スプレーガンは私の取引のある業者でも購入できます)さえあればなんとかなりそうなのですが、取り扱い業者によりますと、「薬剤のみ」では売れないそうです。

80万の基本セット以上のシステムを購入した人(業者)にしか、「薬剤」は販売できないそうです。システム販売、その後の薬剤販売で、2重に儲ける作戦ですね。まぁ「薬剤」その物は安いでしょうし、薬剤を「のみ販売」すると、科学反応自体は凄い物だと思いましたが、塗装技術的には大した技術でもなさそうですし、「私みたいな」者が沢山出るからでしょうね、大人の事情ってやつですね。商売で使う事を考えれば安い投資だとは思いますが、仕事ではなく、趣味としてやってみたかっただけなのでと、そのような理由から「銀鏡塗装」に関してはあきらめました。

ココでプラモデルの話にもどりますが、「プラモデルの塗装」ってなにげに凄いんですよね。プロの方も勿論いますが、趣味でやってる方も技術が凄い。たまに行くホビー店に飾ってある物には色々な方法でリアル感をだしてたり、塗装法を駆使して色鮮やかな塗装をしていたり。勉強になる事も多いです。

それらを参考にして私も「ロボニャン」を完成させてみたいと思います。

今回はこのへんで。

つづきはこちら 

paintwork.hatenablog.com